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ピラオロ展望台

その昔、アイヌの人々が魚群の見張りをしていたと伝えられる展望の丘。
ピラオロの意味は、アイヌ語で「がけのある所」(ピラ=がけ、オロ=場所・ところ)。
サロマ湖のパノラマの影には、哀しい恋物語の伝説が眠る。その景色は、心を優しくなでるような深い安らぎと、懐かしさにも似た感情を覚えるはず。

ピラオロ哀恋伝説(メノコ哀語)
―その昔、十勝アイヌと北見アイヌの争いが起こり、インガルシ浜サロマ(五島公園)において日夜激戦が展開され、これが「ボラ合戦」と名づけられ語り継がれている。
この時、トコタンアイヌの若者サンクルも、同族の危機に奮然として立ち上がり戦場におもむいた。しかし、涙ながらに見送ったサンクルの勇姿は再び帰ってはこなかった。
ピリカメノコのマチカは、毎日毎夜、遥かインガルシを望み、在りし日のサンクルを忍んで涙の明け暮れを送っていたが、ついにピラオロ台より湖水に身を投じてしまった。
湖水の水は、マチカの涙でなお辛く、ピラオロ台上に吹く潮風にゆられて丘にも咲き香る山百合の優しい姿は、在りし日のマチカの姿としていまなお旅人の涙を誘っている。

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